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(´・ω・`)ドライフルーツのようです
久しぶりにお題もらって投下してきました。もらったお題は

・極寒の地で調査隊がみたものとは!
・フルーツ(ドライ的な意味で)

です。すまない、ドライな話が書きたかったんだ。

('A`)「……あちーな」

(´・ω・`)「最高気温真っ只中だしね。ほら見て、三十度突破した」

('A`)「やめろおおお! 事実を突きつけるなあああ!」

(´・ω・`)「現実から目をそらしちゃだめだドクオ! さぁ見るんだ!!
      この分だときっと四十度までいくぞ!」

('A`)「なワケねーだろ」

(´・ω・`)「デスヨネー」

('A`)「大体お前、なんでそんな平気な顔してんの? このクソ暑い最中に」

(´・ω・`)「……知りたい?」

('A`)「いや、いい」

(´・ω・`)「マッハで拒否すんな! つまり、ドライフルーツってさ」

('A`)「なんだよいきなり」

(´・ω・`)「乾燥してるからドライフルーツなんだよね」

('A`)「ドライっつーくらいだからな」

(´・ω・`)「じゃあさ、濡らして戻したら何になんの?」

('A`)「……暑さで脳がご逝去されたか」

(´・ω・`)「残念ながら正常です。ただの知的好奇心さ!」

('A`)「帰れ」

(´・ω・`)「ドッコイ断る。君はあれかね、この猛暑に扇風機もない僕を家に帰そうとする
      冷血人間だったのかね」

('A`)「いや……扇風機くらいは買えよ流石に」

(´・ω・`)「我が家の冷房機器はエコの観点からアイスノンのみとなっております」

('A`)「お前の口からエコなんて飛び出すとは世も末だな」

(´・ω・`)「エコロジー(笑)」

('A`)「なんだよ」

(´・ω・`)「言ってみただけ」

('A`)「お前が消えてなくなるのが一番のエコな気がしてきた」

(*´・ω・`)「ハッハッハ。褒めるなよ惚れるよ?」

('A`)「……キンチョールで人って殺せるかな」


(´・ω・`)「嫌だなあ。キンチョールで死んだらそれは人じゃなくて虫じゃないか」

(´・ω・`)「つまりこのショボン様は人間なのでキンチョール如きでは死なモルスァ」

(´゚ω゚`)「目がぁああァッ――!!」

('A`)「ワオ本当だ。キンチョールぶっかけても死んでねぇし」

(´゚ω゚`)「NOOOO!! 変な所で有言実行するんじゃNEEEEEEEE!」

(*´゚ω゚`)「でもこの感じアリかもッ……嫌なのに感じちゃうッ! ビクビクッ」

('A`)「生ごみの日って明日だっけ」

(´・ω・`)「友人を生ごみ扱いするとは感心しないね。大型ごみ辺りの扱いへ昇格させる事を要求する」

('A`)「ごみなのは認めるんだ」

(´・ω・`)「それで、ドライフルーツなんだけど」

('A`)「お前他人と話しててうぜぇってよく言われない?」

(´・ω・`)「言われるほど友達がいない」

('A`)「デスヨネー」

(´・ω・`)「つまり、水でもどしたドライフルーツを何て呼べばいいのか、それを
      考えると暑さなんてふっとぶって訳さ!」

('A`)「なぁ、『上手い事言ってやった』って顔で俺を見るのやめてくれねぇか」

(´・ω・`)「やっぱり元はドライフルーツだって言うのを尊重したいよね」

('A`)「同意を求められても……ただの果物でいいだろ。元が苺なら苺でいいじゃねぇか」

(´・ω・`)「謝れ! その舐めきった態度、ドライフルーツ様に謝れ!」

('A`)「え、何。お前ドライフルーツに弱みでも握られてんの?」

(´・ω・`)「何言ってんのドクオ。果物が僕の弱みを握るわけないじゃん。暑さでおかしくなった?」

('A`)(うわあ、殺してぇ)

(´・ω・`)「んー……やっぱりウエットドライフルーツが妥当かな……」

(´・ω・`)「待てよ。濡れせんべいがあるなら濡れフルーツでも……」

(´・ω・`)「濡れた私を見て下さい……恥じらいのドライフルーツ・19歳」

('A`)「どう考えても三番目おかしいだろ」

(´・ω・`)「あ、やっぱり? 19歳じゃなくて9歳の方がしっくりくるよねー(ロリコン的な意味で)」

('A`)「帰れ」

(´・ω・`)「酷いなぁ。僕が暑さの中でどうして平気でいられるかを聞きたがったのはドクオだろ?
      だからわざわざ説明してあげてるのに……麦茶の一杯も出してもらってないのに」

('A`)「思い出せ。確かに聞いたが内容を聞きたいとは言ってねぇぞ、俺は」

(´・ω・`)「麦茶の一杯も出してもらってないのに。このクソ暑い中」

('A`)「無視すんな。そして二回言うな」

(´・ω・`)「大事な事なので二回言いました。直訳すると麦茶出せ」

('A`)「飲んだら帰るんだろーな」

(´・ω・`)「YES! YES! NO! YES!」

('A`)「どっちだ! ……ったく、仕方ねぇな。ちょっと待ってろ」

((´・ω・`))「おおう、尿意ドン。トイレ借りるよ」

('A`)「あいよ」

(´・ω・`)「尿意スタート!」

('A`)「黙って入れ」

(´・ω・`)「ふぅ……ドクオが排泄に使っている秘密の部分を見せてもらったよ」

('A`)「紛らわしい言い方すんな。ほら、飲め。そして帰れ」

(´・ω・`)「まぁ、そう言わず。僕もね、愚かだったと今なら思えるよ」

('A`)「ショボン……?」

(´・ω・`)「何が『濡れた私を見て下さい……恥じらいのドライフルーツ・19歳』だろう。
      暑さでどうかしてたとしか思えないよ」

(;'A`)「トイレで悟りでも開いたのか?」

(´・ω・`)「あぁ……。ドライフルーツを水で戻したってただのフルーツだよね」

(´・ω・`)「寧ろフルーツ(笑)だよね」

('A`)「ようやくまともな思考に戻ったか」

(´・ω・`)「まともだよ、今は。そうさ、水で戻したからって何だっていうんだ!」

(´・ω・`)「ドライフルーツを凍らせた物体を何と呼ぶかだ、議論すべきは!」

('A`)「やっぱり帰れ」

(´・ω・`)「コールドドライフルーツが妥当かな……」

(´・ω・`)「シャビィも市販のアイスになったことだし、ここはシャドライフルーツビィとか……」

(´・ω・`)「極寒の地で調査隊がみたものとは! 答えは30秒後!
     そこには元気な姿で凍っているドライフルーツの姿が!」

('A`)「つっこまないぞつっこまないぞ俺は……」

(´゚ω゚`)「もう砂糖漬けになりたいだなんておもわないy」

('A`)「ショボン?」

(´゚ω゚`)「……」

(;'A`)「し、ショボン? お、おい、ショボンどうした?!」

(;'A`)「――し、死んでる……」

('A`)「まさか、キンチョールが今頃効いてきたんじゃ……」

(;'A`)「ショボン! 起きろ! 目を覚ませ! これで死んだらお前は人じゃなくて虫ってことになるぞ!」

(´・ω・`)「ご冗談でしょう。僕ほど人間らしい人間もおるまいて」

(;'A`)「黄泉がえったアァ――ッ!?」

(´・ω・`)「失礼な! ただ極寒の地で凍っていたドライフルーツの気分になってただけなのにプンプン」

(´・ω・`)「感受性が強すぎるのも……考え物ですよね。フフッ」

('A`)「何だその素敵な笑顔は」

(´・ω・`)「紳士たるものいつでも笑顔は大切に! 夜のアカレンジャーことショボン様とのお約束だぞ!」

('A`)「……なんか、お前と話してると余計暑くなった気がするわ」

(´・ω・`)「あー、ほら見てドクオ」

('A`)「んあ?」

(´・ω・`)「室内気温三十七度」

(;'A`)「室内にいて許される温度じゃねぇだろそれ! ショボンテメェ扇風機から離れろッ!」

(´・ω・`)「家で僕の帰りを待つアイスノンが凍るまで! 僕は! ここを! 離れないッ!」

('A`)「すぐ凍るだろそんなもん!」

(´・ω・`)「あ」

('A`)「何だよ!」

(´・ω・`)「そういやコンセント抜いたまんまだった。冷蔵庫の」

(;'A`)「何の意味があってそんな無体をはたらくんだテメェはッ!」

(´・ω・`)「もちろん! エコの観点からさ!」

(´・ω・`)「夢の中で、でんこちゃんから『電気は大切に!』ってご神託も賜った事だし!」

(;'A`)「それは神託じゃねぇ! CMだあああッ!」

(´・ω・`)「あ」

(;'A`)「この上何かあんのかよッ!?」

(´・ω・`)「夏休み終わるまでの献立は脳内にきっちり展開されてるから、心配はいらないよ」

(;'A`)「テメェ夏休み終わるまで俺ン家に居座る気か――ッ!」

(´・ω・`)「勿論。君とのドライフルーツ論争に決着もつけてないしね!」

(´・ω・`)「オレはようやく登りはじめたばかりだからな。このはてしなく遠いドライフルーツ坂をよ……」

(;'A`)「転げ落ちてしまえッ!!」

(´・ω・`)「未完(笑)」

(;'A`)「お願いだから帰って――ッ!!」

おわる


……だから、ドライな話がかきたかったんだってば……ギャグ難しいです^q^
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